入職して、今の管理者になるまでの流れを教えてください。
学生時代から、エバーウォークのセミナー事業に参加し勉強していて、その後セミナー運営のお手伝いもさせてもらうようになり、社員の方々から色々と教えていただいていました。その縁もあり、将来はエバーウォークで働きたいなと思うようなりました。
新卒からの1年間は足立区の総合病院で理学療法士として勤務したあと、2年目の4月からエバーウォークへ転職しました。最初の配属先はエバーウォーク東向島で、高校時代は墨田区近くの学校に通っていた経緯もあり、いわば地元といえる場所で働くことで、地域に貢献している実感もありどんどん仕事にのめり込んでいきました。
エバーウォーク東向島で働いてから、すぐに自分もリーダーとしてデイサービスを作り上げていきたいと思うようになり、店舗管理者をやってみたいと当時の上司である管理者によく話していましたね。
その後、理学療法士3年目の8月にエバーウォーク両国へ異動し、翌年2月からエバーウォーク両国の管理者となりました。入職してからちょうど1年10ヶ月後のことでした。当時26歳で、初めての経験ばかりで手探りの状態から管理者業務をスタートしましたが、利用者さまや地域の介護関係の方々、エバーウォークの仲間などからすごく助けてもらい、なんとか今日までやってこられたという印象です。
一日の業務内容について教えてください。
詳しいタイムスケジュールは後述しますが、簡単にいうと、デイサービスに関わるすべての業務をチームワークを駆使し全員でこなしていきます。いちスタッフとして、送迎ドライバーから機能訓練、リハビリ指導や営業活動まで、デイサービスに関わることなら何でも遂行し、他のスタッフのフォローまで回れるように、日々の業務の中で、余裕を持って動けるように常に準備しておくことが管理者である私の仕事です。
8:30〜9:00 |
9:00〜12:15 |
1時間お昼休憩 |
13:45〜17:00 |
17:00〜17:30
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17:30退勤 |
地域のデイサービスでの、気づきと大変だったことは何ですか?
病院勤務時代は、入院や外来の方へリハビリテーションを提供しており、退院して自宅復活や職場復帰が明確な目標であり、患者さまのニーズでした。しかし、デイサービスでは在宅で実際に生活している上で、さらに達成したい目標やニーズがあり、それは一人ひとり全く違うということが最初の気づきでした。
そのニーズを正確に汲み取ることが重要ですが、なにせ高齢者にとってデイに通うことは初めての経験となるひとも多いので、ご本人もよくご自身のニーズを言葉にすることが難しく、分からないことが分からない状態のひとが沢山おられます。
そういうケースに対して、まずは主訴から傾聴していき、ニーズを浮き彫りにするところから始めるので、いわゆる、空気を読んだり相手の気持ちを察する能力がとても求められています。
よく女の子とデートしていて、些細なことでご機嫌が変わったとき、「どうしたの、大丈夫?」と聞くけれど「大丈夫だよ。」と答えてくれるが、それを鵜呑みにすると余計険悪な雰囲気になることってありますよね?それと似ていて、多くの高齢者は「困っていることはないな〜大丈夫!大丈夫!」といいますが、生活していく上で、その大丈夫は大丈夫ではないことのほうが多いです。
その利用者の生活背景にある、声なきメッセージにいかに気づけるかを意識する必要があるということが私の気付きでした。
エバーウォークに勤めると、1年目・3年目・5年目でどんなことが身に付きますか?
1年目で店舗のデイサービス業務を覚え、2〜3年目で能力次第ですが、管理者やリーダーになれます。さらに5年目以降は墨田区全体の介護やリハビリテーションの業界まで視野が広がります。エバーウォークの業務のみならず、東京都や墨田区から委託された事業にも参画しているスタッフが実際にいます。
まず初めにエバーウォークの仕事として、イメージしていただきたいことは、利用者さまの機能訓練をサポートしていくことがメインになります。
しかし、皆さんデイサービスへ通う動機や要望がさまざまで、その要望に沿った一人ひとりオーダーメイドの支援策を考えていかなければなりません。
そこを1年目から求められるため、より最適な改善策を導きだせる統合解釈スキルと、それを相手に納得していただくためのプレゼンテーション能力がとても鍛えられます。
具体的にいうと、ただ一辺倒にあなたには必機能訓練が必要ですー!!みたいな関わり方だと、それは間違いではないのですが、機能訓練だけを求めている訳ではない方もいらっしゃるのです。
歩行訓練特化型デイサービスに通っていますが、歩行のリハビリだけではなく、日中の活動先を探しているとか、お話しする相手が欲しいとか、趣味を増やしたいとか、いわゆる社会参加を求めているひともいます。
そういう方には、機能訓練しながら、周りの方と楽しくおしゃべりができる雰囲気を作ってあげたり、ご自宅の近所でやっている新たなコミュニティを紹介して、社会参加を促していきます。
このような、機能障害、活動参加といった個人因子、さらには地域にあるものを活用するなどの社会的因子まで考慮した評価と提案ができるスタッフに入職後なっていける環境が揃っています。
どんな方がエバーウォークにあっていると思いますか?またはどんな方と働きたいですか?
エバーウォークにいて、私が感じたことの一つとして「顧客の幅が拡がること」があります。病院時代は、ただ目の前の患者さまだけを見て、リハビリテーションを提供していましたが、在宅分野では顧客が利用者だけではありません。
この深い話しは入職後、ぜひ語りたい気持ちなのですが、簡単にいうと、在宅分野でのお仕事をいただけるのは、高齢者1人の一存では決まらないからです。
ご本人、ご家族、ケアマネージャー、デイサービス以外の介護サービス事業所、管轄の介護保険課、厚生労働省などなど。何故なのか理由を語ると、一晩中かかってしまうので割愛しますが、これらすべてがエバーウォークの顧客といえます。
その幅広い顧客、それぞれに向けた伝え方、コミュニケーション方法でお仕事の依頼を受け、サービスを提供し、はじめて報酬をいただきます。
そのため、臨床スキルもちろんのこと、社会人としてのソーシャルスキルなど、介護職は人間性が勝負だと思っているので、人間力を高めたいと考えているひととぜひ一緒に働きたいです。
入社希望の方やご見学希望の方は下記フォームまたは公式LINEにてお問い合わせください。