先日スタッフから「この新聞記事を解説して欲しい」と言われたので、
今日はその新聞に書いてあった「老老介護」というテーマについて話してみたいと思います。
7月5日(火)の読売新聞より引用↓
・同居して介護する世帯のうち、介護を高齢者が担う「老老介護」の割合が63・5%へ
2019年の前回調査(59・7%)を3・8ポイント上回り、調査が始まった01年以降、初めて6割を超えた。・介護する側もされる側も75歳以上の後期高齢者同士の割合は35・7%で、前回(33・1%)より2・6ポイント上昇した。
・人口の多い「団塊の世代」(1947~49年生まれ)が後期高齢者になり、老々介護はさらに増える見通し。
ここで私達介護職員は何が問題なのかっていうと、
介護する人、される人もどんどんどんどん歳をとってくるということです。
今までできていたことができなくなる可能性があるということです。
そこを理解して、その変化も、在宅介護をのサービスを提供してる職員は把握しておかないといけません。
「〇〇さん宅は、ご家族が病院に付き添えるから大丈夫!」ではありません。
利用者さんだけを情報を得るだけではいけません。
「利用者さん支えている家族がいる」という情報あったら、
その家族は
・何歳ぐらいなのか。
・身体の状況はどんな感じか。
・日中はご自宅にいるのか。
紙面の情報だけでは限られています。
可能であれば、家族とコミュニケーションを取れると良いです。
同じ介護度の方が家にいても、大変と思う方もいれば、まだ大丈夫、と思う方もいます。
家族によっても生活の背景によっても感じ方が異なります。
大変と感じているのであれば、、ケアマネージャーや介護サービス事業者で話し合って、これからの方向性の話をしていかなきゃいけません。
早め早めに話し合っておかないと利用者さん、当事者の利用者さんの在宅生活が脅かされてしまいます。
「自宅でみれません」となってからでは遅いです。
その前に、そのご家族がどれぐらい介護負担を感じているかを知っておくことは大切です。
これも立派なアセスメント項目で、そこも大切にして働いていけるように、エバーウォークでは意識しています。
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