7月11日(水)に弊社フィットネス事業のマネージャーである水野(理学療法士)が講演いたしました。
理学療法士がよく現場で用いる運動療法があります。今回は、ピラティスメソッドを織り交ぜ運動療法の講演をさせていただきました。
今回は、「1人で同時に複数の人に運動を提供するポイント」ということをテーマにお伝え致しました。
従来のリハビリテーションでは、理学療法士などのリハビリ専門職が患者さん、利用者さんと基本的には1対1で実施されてきました。
2025年には超高齢化社会となり、医療費は約74兆円にまで増えると予測されております。
そして、最近注目されているのが保険外での対応です。これは以前から議論には上がっておりましたがここ最近は過去の議論とはまた違った雰囲気です。
そもそも病院や施設に行かない健康作りをすれば医療費、介護費の抑制に繋がるわけです。
健康促進(1次予防とも言われています)が重要です。
そのため、国家資格保有者である理学療法士が、
手で触れてリハビリテーションを行うのではなく、適切な運動指導を行うことで1度に多くの方々に対してアプローチするということが今後求められてくる事は明確なのです。
それらを踏まえて
今回の講習会では、身体の深部の筋肉を意識するピラティスというエクササイズをお伝え致しました。
ピラティスは難易度を調節できるため、病院で入院されている患者様からトップアスリートレベルの方まで応用可能です。
ご参加頂いた療法士の皆様が、患者様に有益な運動を提供して多くの方々の健康に貢献できれば嬉しい限りです。