高まる医療保険分野以外でのリハビリテーションの必要性
2006年の診療報酬の改定により医療保険でのリハビリテーションに日数制限が導入されました。それにより医療保険分野以外でのリハビリテーションの必要性が高まってきました。
・通所リハビリテーション
・訪問リハビリテーション
・通所介護(デイサービス)リハビリテーション
・訪問看護ステーションからのリハビリテーション
大きく分類されると介護保険を使用してのリハビリテーションは上記のどれかだと思います。
よくある問い合わせですが、どうすれば介護保険を使用してリハビリテーションをできますか?と問い合わせをいただきますが、基本的には地域包括ケアセンターへ行き介護保険申請手続きをして介護度が決定してからの流れになります。
しかし、退院され少ししてからリハビリテーションを再開する方が多いのですが、退院されてからすぐに介護保険分野でのリハビリテーションをお勧めしております。
理由は、病院等の医療機関でしっかりリハビリテーションをやっていたはずです。
長い方では1日3時間近くの個別リハビリテーションをやっていたことでしょう。
これが退院されるとほぼ0になります。
もちろん運動等を個人でできればいいのですがなかなか実施するのは難しいはずです。
退院される際にリハビリテーションが必要ない状態まで回復していればいいのですが,
高齢の方はもう少しリハビリテーションを継続した方がいい方はいます。
スムーズに医療保険から介護保険分野のリハビリテーションへ移行するには,入院中に介護申請をする必要があります。
こちらは病院のソーシャルワーカーなどに相談するといいと思います。